求人専用サイトのリニューアルで20〜30代の応募が増加。コーポレートサイトから続くパートナーシップで実現した、長期運用できる採用基盤

対象サイト
サンキョーヒカリ株式会社 採用サイト https://sankyohikari.co.jp/recruit/
依頼内容
弊社は、同社のコーポレートサイトの制作・管理を長年担当しています。日頃のサイト運用を通じて事業や社風への理解を深めてきたご縁から、今回、採用サイトのリニューアルをご依頼いただきました。
同社ではこれまでも求人専用サイトを運用されていましたが、サイトの更新終了に伴い、新たな採用サイトが必要になりました。求人媒体だけでは伝えきれない「会社の雰囲気」「職場の人間関係」「仕事のやりがい」を求職者にしっかり届けたいというご要望に加え、単発の採用活動ではなく、職種や募集が増えても対応できる長く使える採用基盤として構築したいという意向もありました。
募集する職種は、製造・開発・営業・品質保証・管理の5つです。
お客様の課題
同社は、ソース・たれ・ドレッシングなどの液体調味料をはじめとする食品のOEM・受託製造を手がけるメーカーです。
自社ブランド商品の販売も行っていますが、事業の中心はBtoBのため、一般の方の目に触れる機会が限られ、求職者に事業内容や仕事のやりがいが伝わりにくい状況でした。 求人媒体では文章を通じてある程度の雰囲気を伝えることはできていたものの、写真やインタビューを交えた「働くイメージ」の訴求や、会社が大切にしている価値観の発信には限界がありました。
また、「どんな人に来てほしいか」という人物像はまだ明確に言語化されておらず、採用メッセージの軸が定まっていない状態でした。
解決方法
コーポレートサイトの運用を通じて、同社の事業内容・製品の特長・大切にしている価値観をすでに把握していたことが、今回の制作の土台となりました。ゼロから企業理解を始める必要がなかったため、初期段階から「同社らしさ」を踏まえた具体的な提案を行うことができました。
制作にあたっては、まず「どんな人に来てほしいか」というペルソナの設計から着手しました。「新しいことに前向きに挑戦できる人」「真面目に、丁寧に仕事と向き合える人」「人の意見に素直に耳を傾け、対話できる人」という3つの人物像を整理し、職種ごとに訴求軸を変えながらサイト全体のメッセージに反映しています。
構成には、情報を職種別に整理でき、今後の募集拡大や更新にも対応しやすい「サイト型(複数ページ構成)」を採用しました。メインビジュアルには「私たちの挑戦が、食を支え、未来をつくる。」というコピーを据え、自分の仕事が誰かの食卓につながっているという誇りをファーストビューで伝えています。
社員インタビューと座談会では、一般的な質問にとどまらず、同社ならではの深みを引き出す質問を独自に設計しました。「自分が関わった商品を店頭で見かけたときの気持ち」「入社前に抱いていたイメージと実際とのギャップ」といった問いで、製造・開発・営業それぞれの現場のリアルな声を掲載しています。あわせて、求職者が抱きやすい疑問を「よくある質問」で先回りして解消し、応募への心理的ハードルを下げる設計にしました。
導入の効果
公開から約3ヶ月で、本社工場で8名、岐阜工場で8名、合計16名の応募がありました。そのうち20〜30代が半数以上を占めており、若手層への訴求に手応えを得られています。本社工場では1名の採用が決定し、岐阜工場でも選考が進んでいます(10月7日時点)。
応募者の中には「採用サイトを見て応募を決めた」という方もいました。求人票だけでは分からなかった会社の雰囲気や仕事内容を、写真やインタビューを通じて伝えられたことが、こうした声につながったのではないかと見ています。
また、コーポレートサイトと採用サイトを同じ制作会社が担当したことで、両サイトのトーンやメッセージに一貫性が生まれました。企業情報と採用情報を行き来する求職者にも、統一感のある企業像を届けることができています。
お客様の声
プロジェクトの構成が非常に整理されており、デザイン・撮影ともに期待以上の仕上がりでした。各工程の進行もスムーズで、安心して任せられる体制だと感じました。
クライアント紹介
サンキョーヒカリ株式会社様は、創業85年の歴史を持つ食品メーカーです。
ソース・たれ・ドレッシングなどの液体調味料をはじめとする食品のOEM・受託製造を手がけ、これまでに3,000種以上の開発実績を積み重ねてきました。小ロット150kgから大ロット2tまで柔軟に対応できる生産体制と、難易度の高い要望にも向き合う開発力・対応力を強みとし、小さなパウチから大型容器まで、豊富な充填容器のバリエーションでお客様のニーズに応えています。
自社ブランド商品の販売も行っており、「素直な心で誠実であること」「新しいことへの挑戦を続けること」を大切に、食の可能性を広げ続けています。